「人に優しいモノづくり」をめざし、生産現場の改善に挑み続ける
生産技術N.Y.
特装車事業部
寒川工場
生産技術課
当時入社6年目
※取材当時の情報
お客様に近い『オーダーメード』を最も体感できる事業部へ
子どもの頃から飛行機が好きだったため、就職活動では航空機に関わる仕事を志望し、航空機メーカーである新明和の名前も知っていました。そんな私の興味を大きく変えたのが、同じ新明和の特装車事業です。最初は航空機での応募を想定して説明会に参加していたのですが、お客様それぞれのニーズに合わせた受注生産に対応している特装車事業に大きく興味を引かれました。他の事業部も個々のご要望に合わせたオーダーメードを強みにしているのですが、ダンプトラックや塵芥車の細かい仕様をお客様のご要望に合わせて設計する特装車事業部こそが私がやりたかったことだ、と直感。他社よりもいち早く内定をいただけたことも、相思相愛の縁を感じ、入社を決めました。
生産能力向上と環境負荷の軽減に向けた“正解のない”仕事
生産技術課には「新営」「保全」「環境」という3つの業務があります。「新営」は生産能力を向上させるための設備投資や老朽化した設備の更新、「保全」は生産設備でトラブルが発生した際の修理などへの対応、「環境」は工場のエネルギー消費や廃棄物の量を管理して省エネや環境負荷の低減を推進する業務です。その中でその時々の課題に応じて業務を行うため、常に新しいタスクと向き合う面白さがあります。例えば、現場作業者の作業姿勢を改善するために車体を持ち上げる設備の導入を検討したり、溶接ロボットの精度を改善する修正を実施したりしました。環境面でも、数年前に軽油の使用量が増えたことを受けて原因を調査し、トラックやフォークリフトの運転方法の見直しをお願いしたり、電動フォークリフトへの切り替えを行ったりしました。製造現場の要望と予算を天秤にかけながら最適な施策を考える必要があるため、正解がなく、いつも新鮮な気持ちで取り組める仕事です。
現場のニーズと自分の提案を両立させ、共に改善に取り組む喜び
製造現場の要望と生産技術課が求める改善策は異なることも多いため、提案を形にするのは簡単ではありませんが、意見交換を重ねて実現できたときには大きなやりがいを感じます。提案事項を円滑に推し進めるため 、いきなり声をかけても驚かれないよう、日頃から現場へ足を運んで世間話を交わし、コミュニケーションを深めることも大切にしています。例えば、工場で使うエアーコンプレッサーのエアー漏れに対する意識改善を呼びかけたことがあります。経年劣化などが原因なのですが、放置していると電気を無駄に消費したり生産設備に負荷が生じたりして生産性の低下を招いてしまいます。以前は後回しにされがちだったこの問題にメスをいれるべく、工場全体を巻き込んで「全員でこまめにエアー漏れの確認と修理に力を入れていきましょう」と呼びかけ、設備の維持管理に対する姿勢を強化しました。小さな改善ですが、積み重ねていくことで現場の環境意識も上がっているため、「やって良かった」という気持ちになります。
知識とスキルを磨き、誰もが働きやすい製造現場を追求
生産技術課には“同じ仕事”がなく、常に新しい課題と向き合う難しさと面白さがあります。機械設備についても毎日が勉強で、広い寒川工場には私もまだ理解できていない設備があります。今は後輩に教える立場でもあるので、機械の仕組みや生産効率、環境負荷についての知識をさらに高めていきたいと考えています。また、電気の知識が求められる場面も多いため、業務と並行して電気工事士の資格を取りましたが、このようなスキルアップも続けていきたいですね。この仕事を始めてから「人に優しいモノづくりを追求したい」という思いを強く抱くようになりました。製造業全体で人材不足や高齢化が課題となっているため、少しでも作業が楽になる工場づくりに貢献するのが目標です。働きやすい工場の実現に向けて努力を続けていきたいと思います。