技術的根拠が尊重され自身もスキルアップできる環境へ
設計開発O.S.
環境システム本部エンジニアリング部
当時入社6年目
※取材当時の情報
転職理由
技術的なロジックが乏しい職場環境への焦燥感
前職ではプラントの機械設計に約5年間携わりました。技術メーカーとして、設計判断における技術的根拠をより深く追求し、技術者としての専門性向上と成長の機会を求めて転職を決意いたしました。転職にあたっては職種よりも、技術者として成長できる環境を優先し、機械設計だけでなく、プログラミングや生産技術など幅広く探しました。その中から新明和を選んだのは、技術者としてこれまでの経験やスキルを活かせる業務内容だったことと、業界トップシェアを誇る製品を持ち、それを裏付ける高い技術に携われるからです。また、待遇面や福利厚生もしっかりしていると感じました。自身のライフプランに合った条件を満たしており、長期的に安心して働ける環境だと確信して入社を決意しました。
仕事内容
ごみ中継施設の建設を担うプロジェクトマネージャー
担当しているのは、ごみ中継施設の建設プロジェクトです。機械設計として、建築、プラント設備、ゼネコンとの折衝、コスト管理や工程管理を含め、スタートから竣工までの全体を取りまとめるプロジェクトマネージャーのような役割です。ごみ中継施設は可燃ごみを扱うところが大半ですが、中には可燃ごみ以外や、生ごみを処理する施設もあります。生ごみをバイオマス施設などへ中継する、環境貢献度の高い施設です。とある生ごみ処理場を担当した際、地域から排出された大量の農産物(果樹)が原因で、持ち込まれるごみの水分量が発注条件を大きく上回り、施設内に汚水が溢れ出すというトラブルが発生しました。
施設が稼働した直後に起きた事象で、短期間で対処しなければなりませんでした。既存の設備やスペースの中にどうやって後付けの装置を設置するか。施設を運営する上で点検や清掃のしやすさをいかに確保するか。施設を稼働停止しないために、どのように工事を行うか…課題は山積みでした。水分量を定量的に測定し直し、ライン内に水抜き装置を後付けで組み込み、溢れる水を検知するセンシングシステムも導入。複雑な状況を整理して原因を特定し、短期間でなんとか解決することができました。
仕事のやりがい
技術的根拠に基づいて進める公共事業の仕事
ごみ中継施設の建設プロジェクトの仕事は公共事業なので、プロジェクトの遂行に支障が出た場合、社会問題にもなりかねません。ですから、全ての設計・施工プロセスにおいて、自治体に委託された外部審査が入ります。「国の指針に基づくとこの数値になるから、それに見合う必要な強度を確保する」といった、徹底した技術的根拠(エビデンス)の提示が求められるのです。全ての工程をお客さまに承認してもらいながら進めていくので大変ですが、前職にはなかった「技術的根拠が求められる仕事」がここにはあり、それが通ったときの納得感は大きいです。竣工時にお客様の担当者の方や、当社の設計や営業担当とともに達成感を共有できるのも嬉しいですね。先述のトラブルが発生したごみ中継施設の件のように、原因追究から対策立案、施工、効果検証までを一貫してやり遂げる経験が、技術者としての足腰を強くしスキルアップにつながると実感しています。
これからのキャリアプラン
重要な社会インフラ分野で第一人者を目指したい
地域の特性や自治体の条件の違いによって、建設する施設に求められる要件や仕様はそれぞれ異なります。画一的な設計ではなく、要件・仕様ごとに柔軟に対応できるよう知見を広げたいと思っています。また新明和は施設を建設した後の運営やメンテナンスまで請け負っているので、現場のオペレーターなど当社の仲間に率直な意見を聞きやすく、より良い設計にフィードバックできる環境があります。そうしたメリットを活かして、作り手の論理だけでなく、現場のユーザーが安全で使いやすい施設とは何かを追求していきたいです。
ごみ中継施設は社会貢献度の高い、しかも目に見える施設です。そういうものをつくっていることがモチベーションにつながっていますし、これからもっと専門家としてのスキルを身につけて、この分野の第一人者を目指したいと思います。