「仕事を通じて成長し続けたい」を叶えてくれる場所
生産技術Y.T.
航空機事業部
技術部門 生産技術部
加工技術課
当時入社9年目
※取材当時の情報
転職理由
モノづくりに対する視野を広げ、技術者としてさらに成長したい
前職ではエンジン部品のメーカーで開発業務を担当していました。約10年間在籍する中で、部品開発に関する専門性や業界の理解を深めることができ、技術者として多くの経験を積むことができたと感じています。一方で、経験を重ねるにつれ、「将来的には完成品をエンドユーザーに直接届ける立場でモノづくりに携わりたい」という思いが徐々に強くなっていきました。完成品に携わることで、より広い視野でモノづくりを捉え、責任ある立場で成長していきたいと考えるようになったためです。
その点で、航空機という極めて高い安全性と技術が求められる分野において部品だけでなく完成品まで手掛けている新明和には大きな魅力を感じました。幅広い領域で高い技術力を発揮している点に惹かれたことに加え、実は祖父がかつて勤めていた会社でもあるんですよね。そんなところに縁も感じ、転職を決めました。
仕事内容
設計と製造の潤滑剤として、より良い生産方法を追求
生産技術は設計と製造現場の潤滑剤となる仕事で、図面から実際の製品を完成させるまでのプロセスを最適化する業務を担っています。例えば、お客様である海外の航空機メーカーは製造方法や使用する部材などの規定を細かく定めていますが、それらを私たちが技術的な知見を活かして読み解き、製造現場が読んで作業できるような手順書に落とし込んでいます。これはオーダー通りの品質を守るための重要な仕事です。
また、製造工程でトラブルが起こったり技術的な壁にぶつかったりして、現場で解決できない場合には、私たちが異なる視点から調査して解決へ導きます。
加えて、目の前の不具合対応にとどまらず、生産効率の向上やコスト削減、さらには製品の価値そのものを高めることを目的に、新しい工法や材料技術の検討にも取り組んでいます。
例えば、異分野で使われている技術や現象に着目し、「この考え方を航空機部品の製造に応用できないか」といった仮説を立てながら検証を進めています。こうした取り組みを通じて、これまでにない付加価値を生み出す製品づくりの可能性を広げています。
現在はリーダーとしてチームのマネジメントも担っているため、自分一人の考えに頼るのではなく、できるだけ広い視野で物事を見ることを心がけています。各メンバーが持つ得意分野や、自分にはない視点を積極的に引き出し、チーム全体の力を最大限に生かせるよう意識しています。
仕事のやりがい
難しい技術課題に対し、解決へのアプローチを見出す喜び
やりがいを感じるのは、開発や製造工程において技術的な問題が発生し、担当部門がなかなか解決できない中で、生産技術の知見から新しいアプローチを提示して解決できたときですね。
ある航空機の製品製造工程で異常が発生し、担当部門の方でもいろいろと調べたものの、原因が特定できず行き詰まり、相談を受けたことがありました。そこで私たちは別の仮説を立てて試行錯誤し、さらには社外の人脈も活用して原因究明に奔走しました。製品を出荷できないことが一番の問題なので、このような場面ではプライドにこだわらず積極的に周囲を頼り、泥臭く解決策を探る姿勢を大切にしています。こうして最終的には原因を突き止め、異常を解消することができました。
このような成果を生み出すことは達成感を得られるだけでなく、関わった部門との信頼関係の構築にもつながります。社内外の知見を集めて技術的な課題を解決し、最終的に製品を顧客に出荷できたときに、転職の動機でもある「製品全体に責任を負う立場でモノづくりができているな」ということを実感します。こうした経験を通じて、自身の成長だけでなく、周囲と協力して成果を出す仕事の面白さを改めて実感しています。
これからのキャリアプラン
メンバーの力を引き出し、チーム全体を成長させる
技術的な知見を高め、エンジニアとしてレベルアップしていくのはもちろんですが、チームリーダーになった今は、個々のメンバーの力を伸ばし、チーム全体としてより大きな成果を生み出すことに面白さを感じています。メンバーそれぞれで専門領域や得意な技術は異なり、分野によっては私よりもメンバーの方が詳しいこともあるので、メンバーとの議論の中で新たに学ぶことや、「その視点はなかった」と気付かされることも数多くあります。このような相互に議論し合える環境がチームの強みだと感じています。
この環境を活かして自分も成長しつつ、チーム全体をさらに成長させていくことが目標です。その結果として、事業部全体の技術課題に対する解決策を迅速に提供し、会社の成長に貢献したいと考えています。