産機システム事業のDNA

ナノ単位からトン単位まで、社会を支える産業技術

社会が求めるニーズに応え、多彩な製品を開発・製造。自動車や家電製品などに使用する配線の自動電線処理機から、光学、半導体などハイテク分野を支える真空装置、さらにはモータや環境システムまで、国内外で技術を支えています。

産機システム事業(線処理)の仕事の流れ

営業・受注
自動車向けハーネスメーカー、家電製品向けハーネスメーカー等に対してヒアリングや調査。(新設する工場の情報や機械の置換え、競合他社の動き、自動車の需給など)
社内打ち合わせ
営業と設計者が打ち合わせを行い、要望を形にするための仕様を作成。その後お客様へ提案します。
設計・製造
仕様をもとに基本設計、構想設計、詳細設計を進めます。都度、各部門を交えてDR(デザインレビュー)を行い、日々ブラッシュアップをしています。
試作、試験を繰り返し、基準を満たすと量産へと移行。製造工程にて組立、品質検査を行います。
納品・
アフターサービス
お客様に納品。日本のものづくりを支える重要な役割を担っています。

産機システム事業の ここが ポイント!

  • グローバルに展開、シリーズ全機で世界中に5,000台以上納入
  • 自動車関連生産地域に対応したグローバルサービスネットワーク
  • 端子圧着の品質は業界トップクラス

活躍風景

工学部 機械システム工学科 (当時入社7年目)

あらゆる機器の動脈を生み出す。

自動車や冷蔵庫などの家電、携帯電話などに使う電線を加工する自動電線処理機のシステム開発を行っています。機械はお客様によって仕様が異なるため、まずはスタンダードタイプをつくり、デモ機を導入した後に、個々にカスタマイズするのが基本的な流れとなります。開発スパンはおよそ2年。何ミクロンという制御の中で機械の精度を追求し、納品した機械が新たなモノづくりに貢献するのが面白いですね。

唯一無二のハイテク技術が 世界中で活躍する。

自動電線処理機の活躍の場は全世界に渡っており、売上の8~9割を海外で占めています。端子圧着の品質は業界トップクラスの評価を受けており、自分たちの技術や発想が業界を牽引していると思うとやりがいを感じます。最先端技術を駆使しながら無限の可能性に挑戦できる。それもこの仕事の魅力です。