Interviewインタビュー

資材調達担当

航空機事業部
資材部 部長
岡﨑 都史子 (当時入社23年目)

※所属は当時のもの

入社理由を教えてください。
パイロットへの夢がありましたが、身長・視力が足りず諦めた経緯があり、航空機関係の仕事に就きたいと思っていました。加えて、大学で学んだ生産管理の知識を生かすため、水陸両用飛行艇という独自の航空機メーカーだった新明和工業を志望しました。
仕事内容とやりがいを教えてください。
製造に必要な部材の手配や入荷後の倉庫管理を管轄し、製造をサポートしています。やはり製品が出荷される時は達成感があります。また、海外を含めさまざまな企業様とコミュニケーションを図り、見分を広められることにやりがいを感じています。
入社前と入社後のギャップはありましたか?
大学で専攻した生産管理では「モノづくりを効率的に進める方法」を学びましたが、実際の製造現場では担当者や他の業務の兼ね合いなどによって状況は変わっていきます。現実には理論だけではモノづくりがなかなか思い通りに進まないことを実感しました。
最も印象に残っている仕事を教えてください。
海洋救難に特化した飛行艇「US-2」の開発に携わったことです。製造を分担している他社の設計メンバーが当社に駐在するなか調整会へ出席したり、顧客である海上自衛隊の基地へ何度も訪問して納入方法の調整をしたりと、さまざまな経験をすることができました。
社風や会社の雰囲気はどのような感じですか?
私が入社したのは今から約20年前になるのですが、その時から現在に至るまで優しい方が多く庶民的な会社の雰囲気は変わりません。変わったところの1つは男女の平等さで、今では男性女性関係なく業務を任せられるようになっています。
仕事とプライベートの両立、休日の過ごし方を教えてください。
平日は子どものお迎えがあるので、基本的に定時に帰宅しています。お迎えを母に頼むことはできますし、自宅でも仕事はできるのですが、子どもとの時間を優先したいのでよほどのことがない限り「定時に帰る」「家では仕事をしない」を徹底しています。
今後の目標や夢はありますか?
今よりもっと女性社員が働きやすい環境づくりに貢献したいと思っています。たとえば「社内保育所の設置」「男性社員の育児休暇取得の浸透」などです。越えなければいけないハードルはたくさんありますが、決して不可能ではないと思います。
就活生へメッセージをお願いします。
人生の大きな岐路に立ち、悩むことも多いと思います。必要以上にプレッシャーを感じることなく「自分が一番大切にしていることは何か。譲れないものは何か」という視点で希望に合った会社を選択して貰えればいいのではないかと思います。